KORTUC 英国での局所進行乳がんを対象とする第Ⅱ相試験開始に向けて資金調達を実施

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株式会社KORTUC(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松田和之、以下「KORTUC社」)は、双日株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤本昌義、以下「双日」)のコーポレートベンチャーキャピタルでペガサス・テック・ベンチャーズ (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、代表パートナー:アニス・ウッザマン)が運営する投資ファンドおよびスパークス ・グループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿部修平、以下「スパークス」)から資金調達を実施しました。

この資金調達により、英国The Institute of Cancer Research/The Royal Marsden Hospitalをはじめとする英国の5つの病院施設で局所進行乳がんを対象とした臨床試験(第Ⅱ相試験、ピボタル試験)をまもなく開始します。

KORTUC社について
KORTUC社は高知大学名誉教授小川恭弘博士が発明した放射線増感剤「KORTUC[1]」の世界での実用化を目指し2015年に設立されました。放射線増感剤「KORTUC」は放射線治療の効果を安全に高めることが日本における1,000例を超える臨床実績や英国での臨床試験結果から認められています。世界のがん治療現場からのニーズが高いと見込まれ、まずは英国において医薬品承認を目指します。将来は、あらゆる固形がんに関して欧米日のみならずアジア・アフリカを含む世界各地で製品化することを目指します。

ご参考
双日のプレスリリース:https://www.sojitz.com/jp/news/2019/12/20191213.php

本件に関するお問い合わせ
株式会社KORTUC
Email: info@kortuc.com
URL: http://korutc.com/

[1] Kochi Oxydol-Radiation Therapy for Unresectable Carcinomaの略で、「高知大学発のオキシドールによる増感作用を利用した切除不能ながんに対する放射線治療法」とそのオキシドールを主成分とする「増感剤」を意味します。